美術部に

　
まっがーれ！
（掲載許可発行済み）　
　
　
　
　
　
　
萌絵に関する我が師匠、那帆。
美術部勧誘に使うということで、ハルヒのイラストを描いていた。
　
　
俺「ぉおおお上手い…！！すっげ、ハルヒ命令形だな…『美術部に入りなさい！』…」
那「うん、あとルルーシュの絵…とか」
俺「ぐっぉおお本物―――！！！うーわすげぇな………是非古泉も」
那「あ、うん描いてみるよ」
　
　
翌日。

俺「すっげーぇぇぇえ！！！まっがーれ！まっがーれ！！」
那「これを階段上った突き当たりに貼って、曲がった先にはハルヒが待ち構えてるの」
俺「なるほどー……イヤしかし上手いなぁ、こんなの貼ってたらハルヒともども持ってかれるよ！寧ろ私自ら剥がさせて頂きます！！！！」
那「ぇ、えええ」
俺「…あの…勧誘終わって、未だ無事だったら…是非ください…」
　
　
　
数日後。
　
　
那「あ、これ…終わったからあげるよ」
俺「何ッィィイイありがと―――！！！」

那「あとね、これ見せたら部長（♂）が『まっがーれ』ってモノマネしてくれた」
俺「ごふぉ！！（茶でむせた）…ま、マジでか！！
　　　…え、部長ってあの…放送部にも入ってて、いつもアニソンを流す部員の歯止めで、放送部を『テラカオス』と形容する面白い髪型の？」

那「うんそうそう。ちゃんと肩も竦めてくれたんだよ」
俺「ごふぇ！！（から揚げでむせた）どんだけノリノリなんだ部長！！素敵過ぎる！！」

那「しかもちょっと似てたし、見せただけなのに」
俺「ごふぅ！！（きんぴらでむせた）え、似てたの！？しかも頼んでもないのに！！！？どんだけカッコ良い先輩だよ」